インターアクト部ブログ!!
2025/07/04
優勝校日本代表 AWSDCディベート大会(6日目)
2025年7月3日(木)大会最終日
このたび、市立浦和高校インターアクト部の生徒19名が、アジアを中心に世界各国から優秀な高校生たちが集う国際英語ディベート大会「Asia World Schools Debating Championship(AWSDC)2025」に出場いたしました。今年の大会は、実に8年ぶりの対面参加となり、英語による即興型ディベートで真剣勝負を繰り広げる非常にハイレベルな国際大会となりました。
本校からは、5チームに分かれて出場し、すべてのチームが2勝(合計10勝)を挙げるという快挙を成し遂げました。英語を日常的に使用するインターナショナルスクールの生徒たちが中心となるこの大会において、1勝を挙げることすら困難とされる中、生徒たちは日頃の練習の成果を存分に発揮し、世界の強豪校との試合で堂々たる成果を残しました。
最終日の本日は、準決勝、決勝が行われました。決勝戦は、ディナーを取りながらの観戦となり、大変迫力のある試合が展開されました。
Semi finals
論題
This House believes that the United States and its allies should relaunch and sustain military operations against Iran until the installation of a new regime that permanently and verifiably abandons its nuclear enrichment program.
米国とその同盟国は、イランの核濃縮計画を恒久的かつ検証可能な形で放棄する新政権が樹立されるまで、イランに対する軍事作戦を再開し、継続すべきであると考える。
Grand finals
論題
This House Regrets the stigma against intellectualism among progressive circles in developing countries.
発展途上国の進歩派の間で知性主義が蔑視されていることを遺憾に思う。
大会最終日、決勝戦と閉会式には、各国から集まったディベーターたちが、それぞれの民族衣装や伝統的な装いに身を包んで参加しました。色とりどりの衣装が舞台を彩り、会場には各国の文化が交差する華やかで温かい雰囲気が広がりました。言語も文化も異なる高校生たちが、英語ディベートという共通言語を通じて築いた絆の証として、お互いに笑顔で写真を撮り合い、健闘をたたえ合う姿は、まさに国際交流の真髄を感じさせるものでした。また、閉会式では招待されていた在タイ日本国大使館谷村氏と挨拶を交わすこともできました。今回の経験を通して強く実感したのは、「英語ディベートは、世界で通用するスキルを育む非常に有効な教育手段である」ということです。英語を用いて自らの意見を論理的に構築し、多様な価値観と向き合いながら冷静に議論を交わす力は、これからの国際社会において欠かせない能力とされています。今後もこの活動を通じて、英語ディベートを経験した生徒たちが、知性と共感力を併せ持つ“ロールモデル”として成長してくれることを強く願っています。
このような貴重な挑戦を実現できたのは、クラウドファンディングを通じて応援してくださった多くの皆様のご支援、そして浦和東ロータリークラブの皆様による継続的なご支援、さらには保護者の皆様の温かいご理解とご協力があってのことです。改めて心より感謝申し上げます。今後とも、市立浦和高校インターアクト部の挑戦と成長を、引き続きご支援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。〇こちらもご覧ください
「全国英語ディベート大会7回目の全国優勝」
「米国スタンフォード大学にて最優秀賞 来年渡米して研究発表!」
「優勝校日本代表 プラハ国際ディベート大会 出場」
「インターアクト部、日本テレビZIP! 星星のベラベラEnglishに登場!」