２０２３年７月９日（日）５日目
　チェコディベート協会主催のプラハ国際大会は非常にレベルの高い試合です。昨年など過去参加した際には２勝が最高の記録でした。その中で、今回参加したすべてのインターアクト部の生徒が２勝以上を成し遂げることができ、本当にすばらしい結果を残すことができました。とくに、今回予選６試合中４勝を勝ち取ったUrawaＣチームは、優勝校日本代表として、初の国際ディベート大会決勝トーナメント出場を成し遂げました！
　また、インターアクト部の参加した生徒たちは、他国から参加した高校生との素晴らしい交流を通して友情を深め、日本代表の親善大使として大きな役割を果たしてくれました。

大会名：　Prague Debate Spring 2023(PDS)　 プラハディベートスプリング　ディベート大会
主　催：　Czech Debate Association（チェコ共和国ディベート協会）
日　時：　2023年７月７日（土）～１０日（日）
場　所：　チェコ共和国プラハ市　
　　　　  ナドアレジ・グラマースクール (Gymnázium Nad Alejí)
開催日：　２０２３年７月７日（金）～７月１０日（月）４日間
参加者：　チームＡ　２勝　　福田 健志、小倉 巧夢、根本 優花、宮原 万結子
　　　　  チームＢ　２勝　　飯田 匡、岩崎 志帆、山田 健太、浜北 陽向
　　　　  チームＣ　４勝　　鈴木 日和梨、室永 怜奈、河西 優希　⇒　決勝トーナメント出場

 　　【Breaking Team】
　　　１位　Siach Vasig – Atid Lod　　　6 wins
　　　２位　Romania YF 　　　　　　　   5 wins
　　　３位　Poland YF 　　　　　　　　  5 wins
　　　４位　FELIZ MAVIDAL 　　　　　　 5 wins
　　　５位　Croatia YF 1 　　　　　　　  5 wins
　　　６位　Bezigrad Light Yellow 　　   4 wins
　　　７位　Code Orange 　　　　　　　4 wins
　　　８位　GIBS A 　　　　　　　　　　4 wins
　　　９位　Kajuh Insania　　　　　　   4 wins
　　１０位　Mythos 　　　　　　　　　   4 wins
　　１１位　Ducklings 　　　　　　　　  4 wins
　　１２位　Urawa C 　　　　　　　　　 4 wins
　　１３位　Slovenia YF1 　　　　　　　4 wins
　　１４位　North Macedonia YF 　　　  3 wins
　　１５位　Croatia YF2　　　　　　　　3 wins
　　１６位　Siach Vasing　　　　　　　  3 wins

論題：THW allow prisoners sentenced to life in prison to choose a death sentence.
　　「終身刑を宣告された受刑者が死刑を選択することを許すべきである」

　　　　Urawa C　　 １　―　２　　Croatia YF 1
　　　　（日本）　　　　　　　　　　（クロアチア）

この論題は、自己決定権と尊厳死の観点から、個人が自身の運命を選択できる権利を尊重すべきかが論点となります。ほかの論点としては、終身刑の実施に伴う社会的コストや人権侵害のリスクに対する懸念、死刑選択が法的・倫理的な問題を引き起こす可能性も、大きな論点となってくるでしょう。

メインジャッジが市立浦和を勝ちにしてくれていましたが、サブジャッジの２名がクロアチアに投票し、負けてしまいました。生徒たちも全力を尽くした結果ですので、悔しさが残るものの、満足した表情でした。