インターアクト部ブログ!!
2023/07/09
優勝校日本代表 プラハ国際ディベート大会 4日目
2023年7月8日(土)4日目
プラハディベート大会の予選2日目です。昨日3試合を経験して、雰囲気などにずいぶん慣れてきたようです。本日の3試合も、昨日の疲れが残っているとは思いますが最高のパフォーマンスをしてくれるものと信じています。プラハでのディベートは、論題発表からインターネットや他者からの支援を全く受けずに、1人8分間のスピーチを英語でします。論題も非常に難解なものが多いのですが、インターアクト部のメンバーたちは、今までの練習の成果を発揮してくれています。大会名: Prague Debate Spring 2023(PDS) プラハディベートスプリング ディベート大会
主 催: Czech Debate Association(チェコ共和国ディベート協会)
日 時: 2023年7月7日(金)~10日(月)4日間
場 所: チェコ共和国プラハ市 ナドアレジ・グラマースクール (Gymnázium Nad Alejí)
参加者: チームA 福田 健志、小倉 巧夢、根本 優花、宮原 万結子
チームB 飯田 匡、岩崎 志帆、山田 健太、浜北 陽向
チームC 鈴木 日和梨、室永 怜奈、河西 優希 決勝トーナメント出場決定!
引率教員: 浜野 清澄、戌亥 学
論題 This House regrets the popular use of online dating platforms (dating sites, social media apps).
「オンライン出会い系プラットフォーム(出会い系サイト、ソーシャルメディアアプリ)の普及は残念なことである。」
Israel Bears 〇 ― ✕ Urawa A
(イスラエル) (日本)
Urawa B ✕ ― 〇 Romania YF
(アルバニア) (ルーマニア)
Ducklings ✕ ― 〇 Urawa C
(スロバキア) (日本)
オンライン出会い系プラットフォームの普及は、プロフィールやメッセージの偽装が行われたりと信頼性に乏しい。異性との出会いを求める一部の人々が、詐欺やストーカー行為など悪意のある行動につながるリスクがある。依存や中毒性の問題が生じ、現実世界の人間関係や社会的スキルの欠如につながることもある。このように第4試合の論題は、現代のテクノロジーに関わる問題でした。
論題:This house would rather be part of the “27 Club” than live an average anonymous life.
「平均的な匿名の生活を送るよりも、むしろ「27クラブ」の一員になりたいと考えている。
Info Slide:The 27 Club represents musicians, artists, and actors who died when they were 27 years old, most often as a consequence of alcohol and drug abuse. Some of the most prominent examples include Kurt Cobain, Amy Winehouse and Jimmy Hendrix.
「27クラブは、27 歳で亡くなったミュージシャン、アーティスト、俳優を代表しており、その多くはアルコールや薬物乱用の結果です。 最も著名な例としては、カート・コバーン、エイミー・ワインハウス、ジミー・ヘンドリックスなどが挙げられます。」
Latvia YF ✕ ― 〇 Urawa A
(ラトビア) (日本)
Urawa B ✕ ― 〇 Slovenia YF1
(日本) (スロベニア)
Urawa C ✕ ― 〇 Poland YF
(日本) (ポーランド)
この論題のポイントは、一般的な生活を送るよりも、「27クラブ」の生き方を選択するべきか?という点です。27クラブとは、27歳で亡くなった有名なミュージシャンやアーティストのグループを指し、個人が注目されずに生きるよりも、早く亡くなってでも名声や認知を得ることを選ぶことが望ましいと考える生き方です。この選択はリスクを伴うものであり、自己破壊的な傾向や苦悩をもたらす可能性がありますが、芸術家にとっては、名声と認知を追求することがより重要なのです。また、これらの芸術によって励まされたり、勇気をもらうなど多くの人々にも肯定的な影響を与えるものになるのです。第5試合の論題は、芸術に関わるものでした。
論題:This house would incentivize employers to hire non-college graduates.
「雇用主に非大卒者を雇用するよう奨励するべきである。」
Urawa A 〇 ― ✕ Tel-Aviv Yaffo Green
(日本) (イスラエル)
Tel-Aviv Yaffo Yellow 〇 ― ✕ Urawa B
(エルサレム) (日本)
Croatia YF-2 ✕ ― 〇 Urawa C
(クロアチア) (日本)
この論題は、大学卒業者以外の人材の雇用を促進するため、特定の政策や措置を提案するものです。この提案は、大学卒業以外の教育や職業訓練を受けた人々の雇用機会を拡大し、大学以外の経歴やスキルを持つ人が、多くの職業選択肢を得ることが期待されます。労働市場において学歴に頼らない多様な人材の活用を促進し、雇用の均等性を向上させることができます。学歴に依存せずに実力や経験に基づいて雇用される可能性が高まり、教育へのアクセスが限られている人々にとっても公平な機会を提供することも可能となるでしょう。第6試合の論題は、雇用の均等性についてでした。
Urawa Cチーム、予選結果4勝により、明日の決勝トーナメント出場決定!
第6試合後に行われた「Country Expo」では、各国が文化的な食べ物などを持ち寄って、交流会をしました。日本の文化や言葉、お菓子などには多くの人が集まり日本ブースは大変にぎわっていました。いかに世界の人々が日本の文化に興味を持ってくれているかに本当に驚かされました。日本人であることを誇りに感じます。
インターアクト部の生徒たちの「おもてなし」は最高でした!