さいたま市立浦和高等学校

インターアクト部ブログ!!

2023/07/08

優勝校日本代表 プラハ国際ディベート大会 3日目

2023年7月7日(金)3日目
いよいよプラハディベート大会の初日を迎えました。今までの努力の成果を発揮する日となりました。今回代表メンバーが参加するWSDCスタイルのディベートは、論題が発表となってから60分後に、1人8分のスピーチをするという即興タイプのディベートになります。特別な海外経験を持たない11名の部員たちが、英語を母国語として鍛えられた同世代のディベーターに挑みます。

大会名: Prague Debate Spring 2023(PDS)  プラハディベートスプリング ディベート大会
主 催: Czech Debate Association(チェコ共和国ディベート協会)
日 時: 2023年7月7日(金)~10日(月)4日間
場 所: チェコ共和国プラハ市 ナドアレジ・グラマースクール (Gymnázium Nad Alejí)
参加者: チームA  福田 健志、小倉 巧夢、根本 優花、宮原 万結子
      チームB  飯田 匡、岩崎 志帆、山田 健太、浜北 陽向
      チームC  鈴木 日和梨、室永 怜奈、河西 優希
引率教員:       浜野 清澄、戌亥 学 

論題:This House believe that it is legitimate to criticize and speak ill of recently deceased people who are accused of having done bad things in life (i.e. politicians, celebrities, billionaires)
「生前に悪いことをしたとされる最近亡くなった人(政治家、有名人、億万長者など)を批判したり悪口を言うことは合法か?」

 Urawa A ✕ ― 〇 Siach Vasing – Atid Lod
 (日本)       (イスラエル)
 Urawa B  ― ✕ Israel Bears
 (日本)       (イスラエル)
 Urawa C ✕ ― 〇 FELIZ MAVIDAL
 (日本)       (スロバキア)

これは、生前に悪いことをしたとされる最近亡くなった人を批判や悪口をすることが合法かを議論する論題です。法律と倫理の観点から考える難しい論題でした。個人が自分の意見や批判を表明する言論の自由は、中傷や名誉棄損など、他人の評判やプライバシーを侵害する場合は制限されます。また、批判や悪口が虚偽情報でなく事実に基づいているかどうかも問題です。特に政治家や有名人など、社会的な影響力を持つ人物については、その影響の範囲や遺族への責任が考慮されることになります。第1試合の論題は、刑法と倫理観を問う論題でした。

論題 This House would ban homeschooling.
   「ホームスクーリングを禁止するべきである」

    PGM  〇 ― ✕ Urawa A
(チェコ・スロバキア)      (日本)
  Albania YF    〇 ― ✕ Urawa B
  (アルバニア)       (日本)
   AzDebate   ✕ ―  Urawa C
(アゼルバイジャン)     (日本)

学校教育では、教育者は専門的な資格を持ち、カリキュラムや適切な教育方法を提供することができます。しかし、裕福な家庭や特定の価値観を持つ家族によって選択されることが多いホームスクーリングでは、教育の質が保証できず、多様な視点や文化に触れ、他者との協力やコミュニケーションスキルを発展させる社会的経験の機会を失う可能性が高くなります。第2試合の論題は、教育とは何かを問う論題でした。

論題:THW ban people who have been convicted of a crime from running for office.
  「政府は犯罪で有罪判決を受けた人々が公職に立候補することを禁止すべきである。」

  Urawa A   ✕ ― 〇  Croatia YF2
  (日本)          (クロアチア)
  Slovakia  ✕ ―  Urawa B
 (スロバキア)        (日本)
  Urawa C   ― ✕ Estonia YF
  (日本)         (エストニア)

犯罪歴のある人々が政府のポジションに就くことで、再犯と不正行為の可能性を高めてしまいます。公共の利益を最優先に考えるべきで、公職による犯罪の抑制は社会の秩序と安定のために不可欠です。たとえ犯罪行為がなかったとしても、一般市民に対して不信感を抱かせてしまい、その公職自体を機能不全に陥らせてしまいます。第3試合は公平と公共の福祉の論題でした。

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